屋根リフォームで失敗しないためのポイントとは?詳しく解説

屋根リフォームで失敗しないためのポイントとは?

屋根は、家を守る重要な役割を担っているパーツのひとつです。経年劣化などによってリフォームを考えるタイミングがくるでしょうが、初めての場合よくある失敗というものがいくつかあるのです。ポイントを抑えることによってそうした失敗を回避することが可能となります。

そこで今回は、屋根リフォームで失敗しないためのポイントについてご紹介いたします。

1屋根メンテナンスの必要性

そもそも屋根の役割は、雨漏りから建物を守るというものです。木造など建物の種類はいくつも存在していますが、いずれにしても雨漏りによって水分が付着してしまうと、劣化や腐食などの引き金となります。

そうなってしまうと、建て直さなければいけないレベルにまで達してしまうかもしれません。その根本原因となる雨をしっかりとブロックできるのは、屋根があるおかげです。

屋根は、常に雨風にさらされています。そのため、普段気にすることはないかもしれませんが、着実に劣化をしていっているのです。劣化することで見た目だけでなく、性能面も低下するなどの影響がありますので、できる限り劣化を防ぐ必要があるでしょう。そのために効果的なのが、メンテナンスなのです。

メンテナンスをすることによって、まずは屋根の現在の状態を確認することができます。遠目ではわからない塗料のひび割れや剥がれ、色あせなどの劣化状況にはじまり、屋根材そのもののズレや歪みなどが挙げられます。

確認することで、想像以上に劣化していた場合すぐに対処し、致命的な問題を回避することもできるでしょう。また、劣化状況に合わせて塗装の塗り直しなどを実施することで、屋根の寿命を引き伸ばすことも可能となるのです。

リフォームのタイミング

屋根の場合、基本的には雨漏りしない限り、リフォームの必要はありません。メンテナンスは大切ですが、本来の役割である雨漏りを防ぐという部分に問題がないのであれば、そのままでも十分です。

ただし、外観を変更したい場合は、リフォームをするタイミングと考えてもいいかもしれません。また、瓦屋根の場合、漆喰の剥がれや瓦のズレなどが見受けられた場合には、リフォームを検討するべきです。

屋根は機能面の他に、建物の外観を決定的にするという面も持ち合わせています。外壁などとの色の組み合わせや、屋根自体の形状によって外観が与える印象は変わります。外壁などのリフォームとあわせて屋根のデザインも変更したいという場合に関しても、リフォームのタイミングであるといえるでしょう。

また、耐用年数も大きく関わります。どの屋根材を使用しているかによっても若干の違いがありますが、基本的には10〜30年が耐用年数となります。メンテナンスをこまめに行っていたとしても、新築時から計算して耐用年数を超えるタイミングであれば、リフォームによって屋根を新しくしなければなりません。

耐用年数を過ぎることで、いつ雨漏りするようになってしまってもおかしくありません。いざ雨漏りをしてしまってから動き出すのでは時間がかかってしまいますので、早めに確認することをおすすめします。

コストを抑えるコツを駆使する

屋根のリフォームを行う場合、コストを抑えるコツというものが存在します。それは、足場の構築に関係するものです。

屋根のリフォームの際、作業員が作業するために足場が必要な場合と、そうでない場合があります。足場が必要なケースであれば、他の箇所のリフォームとあわせることで、その分のコストを抑えることが可能となるのです。

たとえば、屋根のリフォーム単独ですと、屋根のためだけに足場を構築することになるでしょう。作業が完了次第、足場は解体されます。その後に他の外壁などのリフォームを行うとなると、足場を組み直した上で施工することになるのです。

外壁も屋根も、足場の設置箇所はほとんど共通していますので、その分のコストが完全に無駄になってしまうのです。もちろん、屋根のリフォーム後に新たに出た話であればどうしようもありませんが、あらかじめ同じ時期にリフォームを検討しているのであれば、まとめない手はありません。

また、屋根のリフォームは、ある種修理ということにもなるでしょう。条件はあるものの、屋根の修理に対して火災保険が適用できるケースが存在しますので、これから行おうとしているリフォーム内容が該当するかどうか確認しましょう。もしも該当するようであれば、保険で賄うことが可能なので、非常にお得です。

業者を厳選する

悲しいことですが、売上を得るために、ありもしない工事を提案する業者も存在します。たとえば屋根の場合ですと、無料点検するという謳い文句で訪問し、実際に屋根を点検します。その結果、似たような他のお宅の写真を見せて修理の必要性を訴えてきたり、さらには点検時に業者の手によって屋根を破損させたりすることで、どうにかして修理しなければならない状況へ追いやろうとしてくることがあるのです。

また、一社だけでなく、いくつもの業者に同じ内容での見積もりを依頼するのも有効です。専門知識がなければ、リフォーム費用の相場がどの程度なのかわかりません。それをいいことに、通常よりも高額の見積もりを出してくる業者がいる恐れがありますので、比較できる状態で、納得した上で依頼するようにしましょう。

もちろんそんな悪徳業者はほんの一握りで、大抵の業者の方は親切丁寧ですが、どちらに該当するのかに関しては、依頼主がしっかりと見極めなければならないでしょう。そのため、無料点検を推奨していたり、少しでも不審に感じたりした場合には、冷静になって考えてみるようにしましょう。

まとめ

屋根は非常に重要な役割を担っている部分ですので、破損したタイミングや耐用年数を迎える前にリフォームによって、新しくすることをおすすめします。

「有限会社石川建築」では、豊富な実績と確かな技術により、屋根などのリフォームに自信があります。まずはお気軽に、フリーダイヤルかメールにてお問い合わせください。