押さえておきたい内装リフォームのポイントや注意点について

押さえておきたい内装リフォームのポイントや注意点について

内装リフォームを初めて行う場合、どのような点に注意したらいいのかわからないという方がほとんどではないでしょうか。とにかく理想を追求するというのもいいのですが、押さえておくべきポイントは存在します。失敗してしまうことのないように、今回は内装リフォームのポイントや注意点についてご紹介いたします。

内装が得意な業者を選ぶ

まず一つ目のポイントは、『内装が得意な業者に依頼する』ということです。リフォームを手がけている業者にも得手不得手があるでしょう。基本的にはオールマイティに対応できるでしょうが、内装のリフォームという依頼に対して、内装の中でもキッチン周りやトイレなど一部の箇所は苦手ということも少なくありません。

苦手であっても、仕上がりさえしっかりしていたら問題ないように思えますが、余計な手間や時間がかかってしまうかもしれません。素人目にはその違いがわかりにくいので、結果的に費用やスケジュールが、通常よりもましてしまうことになり得るのです。

内装リフォームという目的がはっきりとしている場合には、専門で行っていたり得意としていたりする業者に依頼するのがもっともおすすめです。得意であれば経験も豊富でしょうし、過去の経験則からトラブルもなくスマートに施工してもらえるのではないでしょうか。

あなたの理想とする内装が、あまり例を見ないようなものであったとしても、経験と技術がある業者の方であれば、思い描いていたとおりに実現できる可能性は格段に上がります。また、インテリアコーディネーターがいる業者であれば、デザインに関しても安心しておまかせすることができます。

全体的なバランスを考える

内装リフォームでよくある失敗のひとつに、特定の部屋の内装だけこだわってしまった結果、家全体としてはバランスが悪くなってしまったというものがあります。リビングなどのようにメインとなる部屋の内装は重要ですので、初めてのリフォームであればとくに力が入ってしまうでしょう。

その結果、全体的なバランスに目がいかず、最終的に内装リフォームを改めて行うようなことになってしまいかねないのです。

とくに内装リフォームによって特定の部屋だけを新しくしてしまうと、他の部屋の使用感とアンバランスになってしまい、リフォームをしていない部屋との差が浮き彫りになってしまいます。

リフォームの目的が、劣化や汚れが目立つからというものであれば尚更です。部屋ごとに複数回に分けてリフォームをすること自体は可能ですが、一度でリフォームしておけばまとめて済ませることが都度必要になってしまいます。

たとえば養生がその代表例ではないでしょうか。リフォームにかかる費用はできる限り無駄を省くべきですので、内装リフォームを依頼する前には、まず家全体の部屋バランスを考えた上で、最終的な依頼をするようにするといいでしょう。

素材をしっかりと確認する

内装リフォームにおいては、実際に使用する素材は非常に重要です。色味や遠目から見たときの雰囲気には問題がなかったとしても、素材のもつ質感などによっては完成後に不満を感じてしまうことになりかねません。

壁紙などに関しては、事前にサンプルでの確認が可能ではあるものの、サンプルは小さめですので、内装として全体的に使用した場合に印象が変わることも少なくないのです。

そのため、壁紙やフローリングなど実際に使用する素材を選ぶ際には、できるだけ大きめのサンプルを用意してもらうようにしましょう。そうすることで標準のサンプルでは感じることのできなかった部分に気づくことができるかもしれません。

とくに完成後にイメージと違ったということになってしまうと、すべてやり直しになってしまいますので、あらかじめサンプルの時点で、イメージと乖離していないか確かめるのは大切なのです。

フローリングの場合は、見た目だけでなく、肌触りも重視しましょう。完成後には裸足で歩いたり、場合によっては寝転んだりすることもあるかもしれません。そうしたときにも、ストレスを感じない納得できる質感であるかどうか、という点を厳しくチェックすることによって、完成後の後悔はなくなるでしょう。

また、素材によって、それぞれ特徴があります。たとえば無垢材であれば、調湿性や耐久性に優れているなどです。どのように使用するのかを考え、それにもっとも適した特徴をもつ素材を選択するようにしましょう。

スケジュールや見積もりを細かくチェックする

あまり考えたくはないことですが、業者によっては、スケジュールや見積もりに関して、通常よりも多めに設定する場合があります。しっかりとした理由があるのであればまだしも、内装リフォームはそう頻繁に行うものでもないため、わからないと思って素人相手に足元を見る業者が少なからず存在するのです。

見積もりやスケジュールは提示してもらえるでしょうから、その際にしっかりと確認し不明点があった場合には、理解できるまで確認をするようにしましょう。

まともな業者であれば、その疑問一つひとつに真摯に向き合って回答してくれるはずですし、その説明に矛盾を感じることはないでしょう。しかし、説明が不親切であったり不審な素振りを見せたりした場合には、しつこく確かめることによって無駄に時間や費用をかけずに済むかもしれません。

見積もりの中に必要のない資材や、工程に対する費用を紛れ込ませている恐れもありますので、同じ内容で他に業者からも見積もりをもらい、比較するというのも有効です。

まとめ

内装リフォームで失敗しないためには、今回ご紹介したように内装を得意とする業者に依頼したり、全体的な内装のリフォーム像をしっかりイメージしておいたり、などのポイントを抑えるようにしましょう。
「有限会社石川建築」は、内装や外装など箇所に関わらず、リフォームを得意としております。豊富な実績と経験、技術を持ち合わせていますので、内装リフォームをお考えでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください。