リフォームなどのオフィス施工で失敗しないために押さえておくべきポイント！

目的やコンセプトを明確にする

リフォームはノープランで行うようなものではありません。リフォームをしたいと考えた時点で具体的なイメージにはなっていなかったとしても、改善したい部分というものいくつかあるものです。リフォームをするとなった場合には、目的やコンセプトを明確にしていき、少しずつ形にしていきましょう。

リフォームをすることで、現在のレイアウトや雰囲気を変えることが可能です。ここで重要なのは、リフォームをしたことによってメリットが生まれたかどうかとなります。

たしかに雰囲気やレイアウトは変わったけれども、以前と比べて便利にならなかったという結果になってしまっては、時間とお金の無駄になってしまいます。そのため、まず現状に対して不満を感じている部分を洗い出し、具体的なプランに仕上げていきましょう。徐々にイメージを膨らませていくことで、最終的に満足できるリフォームとなります。

また、リフォームのコンセプトがぶれてしまうと、煩雑な印象を与えることになってしまうでしょう。特にオフィスは洗練された雰囲気が好まれる傾向にありますので、色味や雰囲気、設備の統一感が求められます。俯瞰して考えることが大切であり、コンセプトを具体的に掲げるだけでも仕上がりは違ってきます。

スケジュールや予算を確認する

オフィスのリフォームですが、内容によっては業務に支障をきたしてしまう可能性があります。リフォームの間、業務をストップできれば特に問題はありませんが、そのようなことは現実的ではないでしょう。そのため、オフィス内でも段階的に施行していき、業務が滞りなくこなせるように考えなければなりません。

どのような流れで進めていくのかどうか、あらかじめスケジュールを立てるといいでしょう。立案からリフォーム内容の決定、契約、リフォームの施工に至るまで、リフォームの全体がはっきりしているプランを立てるとよいでしょう。

もちろん、予算内でできるようなリフォームプランにしなければなりません。希望の施工内容を業者に伝えて見積もりを作成してもらい、その金額が許容範囲であるか確認するようにしましょう。

仮に予算をオーバーしているようであれば、少しずつ施工内容を見直していきます。妥協せざるを得ない部分もあるかと思いますが、事前に予算を伝えておくことで、業者の方もできるだけその範囲内で施工できるように考慮してくれるでしょう。

デザインにおけるポイント

オフィスリフォームですが、そのデザインが非常に重要となります。例えば通路の幅など普段気にすることはない部分でも、実は快適なオフィス環境に必要な要素となることも多いのです。押さえておくべきデザインのポイントとして、以下の4つが挙げられます。

 

・まずは大まかな配置を決める

オフィスの図面に対してまずは必要となるスペースを洗い出します。これまであまり必要としなかったスペースを削る、あるいはなかったことで不便だったスペースなどを新たに追加していきます。位置関係に関しても大まかに決めることで、今後の作業も進めやすくなるでしょう。

 

・会議室・応接室から決める

具体的なレイアウトを決める場合、会議室や応接室のようにお客様が来る場所から決めるといいでしょう。入口からの動線が重要となるスペースとなりますので、ここを軸にほかのスペースを決めていきましょう。

 

・デスクサイズのバランスを考慮する

デスクのバランスも重要です。小さすぎると作業の際に不便となりますし、大きすぎてしまうとスペースに対して必要数配置することが難しくなってしまいます。配列も含めて、ベストと思える配置を考えましょう。

 

・休憩室や通路幅などを確保する

休憩室や通路の幅なども見逃せません。レイアウトやデザインを決める際、つい後回しにしてしまいがちですが、オフィスの快適性を握っている部分でもあります。通行量などを考慮したうえで決めるといいでしょう。

業者選びのコツ

オフィス施工を依頼する業者選びですが、まずは実績が豊富かどうか確認しましょう。実績が多いほど経験をたくさん積んでいることになり、不安なく任せることができます。

また、施工後のアフターフォローの有無も欠かせません。リフォームをした後でも、レイアウトの変更などが発生することは十分にありますので、その際にきちんと対応してもらえるような業者に依頼しましょう。

まとめ